飛行機は完全解体

2011年鳥人間コンテスト選手権大会が終わって早1か月.
気持ちお落ち着いてきたの飛行機とかトレーラーの解体作業をした.


2年ちょい頑張ってくれてトレーラーの建屋を解体.
来年からも使おうかという話もあったけど,
・木造建築なので,腐ってきた
・上部が重すぎて横転限界が低い
・重心を下げるために要バラスで,サスペンションが底を打っている
等々,いろいろ問題があって,作り直したいという気持ちがあった.

建屋をフレームから降ろしてから,ビスを抜いて解体しました.
ホントに,ビスを何本抜いたことかわからない...


セレナの屋根の上に翼を乗せるための「3翼BOX」も解体.
次回の飛行機は,この3翼BOXなしで,トレーラーのみで輸送できるようにしたい.

今年の大会では,フライトの時に主桁が折れてしまった.
修復して,もう一度この機体で出場できないこともない.
しかし,この機体で2年連続大会に出場したが,
2回とも飛び立ちに失敗している.
これは,もう,機体のコンセプト自体が大会に向いていないとしか思えない.
はやり,定常飛行速度 11m/s は狙いすぎた設計だった.
新しい飛行機に向けて,今年の飛行機に見切りをつけ,
作業場所を確保するために,解体に取り掛かった.

626Labの航空記念館には,自分たちの作った飛行機を解体するたびに
その翼をスライスして一部を飾っている.
今年も,また新たな翼断面を飾った.



2日間かかって,機体解体は無事に完了した.
手元には,建屋のないトレーラーとか,
多少の資材だけが残った.

「626Lab」では,また鳥人間コンテストに出場し,
今度こそ,飛行を成功させたいと思っています.
長くても4年以内には出たいと思っていますので,期待して待っていてください.